種ガンダム(主にアスカガ)のブログサイト
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※アスカガ・戦後
'12無人島記念(内容は、全然24話関係ないです。)
カガリの右手が、左手に向かう。彼女自身は無意識のようだが、右手は迷うことなく、紅い輝石を労りを込めて撫でている。
逢えない時も大事にして貰っているようだ。アスランは、暖かい気持ちで満たされながらも、どこか面映ゆい思いでカガリに話しかけた。
「指輪、つけてくれているんだな……」
「ああ、うん、まあ……。二人の時ぐらいは、さ……」
カガリの言葉にも、何処か照れが混じっている。だが、そこには確かに、これを贈ったアスランへの想いが滲んでいた。
こういう時は、とても素直な気持ちで、思ったことをそのまま言葉にすることが出来る。自意識が高く、口下手なアスランにとっては、稀有な瞬間であった。
「ありがとう、嬉しいよ。カガリはもっと良い物を持っているだろうけど、俺の給料では、そんな安物しか買ってあげられなくて……」
「……お前、それイヤミか?」
「え? あっ!」
(そういえば、俺の給料払ってたの、カガリだった……)←元私設秘書兼護衛
【あとがき】
携帯から投稿したものを一部改稿。
今頃は、カガリんがオープンボルトの銃をぶっ放している頃合でしょうかね?
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