第19話「アセムの旅立ち」


【あらすじ】
地球連邦軍へ入隊したアセム。そこには多くの仲間たちとの出会いがあった。一方、ゼハートもまた、ヴェイガンで新たなる一歩を踏み出していた。宇宙戦艦ディーヴァは、アセム達を乗せて、連邦軍総司令部ビッグリングへと旅立っていく。その行く手をさえぎるヴェイガンのモビルスーツ部隊。交戦状態になりアセムは、ＡＧＥシステムにより進化を遂げた新たなるガンダム・ＡＧＥ-２を駆って、出撃する。
（公式HPより引用）

あれ？先週いい感じだったのに、今週はいまいちですね。


【入隊式】
アセム「俺は貴方に近づいてみせる、父さん」「俺、立派な軍人になってみせるよ、アスノ家の人間として」
憧れであり、コンプレックスの元でもある父親へ挑むわけですね。ところが、アセムの場合、ゼハートのことがあるので、フリットとは対立せざるを得ないんですが……今週、ゼハートのことをちらとも気に掛けていないのは、何故？
家族総出で見送りに来てくれていて、やっぱりエミリーは心配してくれているようですね。妹は、絵に描いたような妹だった。それから、バルガス（何故か羽織袴。こういう遊び好きよね）が自分のことを「ひいじいちゃん」って言ってたので、アセムがバルガス呼ばわりするのは、フリットのせいと見て間違いなさそうｗｗｗ

【ゼハート地球制圧軍司令官に就任】
諜報活動を認められて、ゼハートは司令官に抜擢されました。ガンダムの捕獲が彼の任務だと思っていたんですが、それ以外にも仕事（戦力データの収集）があったんですね。そうですよね、でなかったら全然仕事していないことになりますもんね。この若さで司令官に抜擢されるのは、ヴェイガンにとってもやはり異例のことで、ゼハートも苦労しそう。
ヴェイガンにとって、ガンダムはかなり厄介な相手らしいけど、ヴェイガンの戦略がイマイチ分からないので、そのすごさも分からないというか。イゼルカント様と呼ばれる教祖のような存在を中心に、地球移住計画を打ち立てているということだけは分かるんですが。

【ディーヴァ出航】
秘密物資輸送任務を受けたディーヴァは、ビックリングを経由して、地球への進路を取る。艦長はミレース・アロイ（50）なんですが、わ、若い！これがアンチエイジングシステムの力！
ロマリーもアセムと同じく、ディーヴァに配属されました。入隊式の様子を見ると、ロマリーのお父さんも軍人なのかな？　ロマリーはアセムらの影響を受けて、将来の進路について悩んでいたところ、ゼハートがヴェイガンだと分かって、少しでも会う機会が出来るよう志願したってところでしょうか。

【ウルフ隊】
ウルフの評価は二分しているようですね。OPのウルフの腹が出てたんで心配していたんですが、ちゃんと引き締まっていたので安心しました（笑）
ウルフの隊長としての力量を知るオブライト。心配性なマックス。あとは、チーフメカニックになったディケの娘のアリーサですね。小清水さんの声がいいなあ。普段はカラっとしているのに、戦闘になると弱気になるとか。私、ロマリーよりアリーサの方が好きかも。

【AGE-2起動】
ディーヴァにAGE-2が乗っていると当たりをつけ、偵察隊をぶつけるゼハート。ゼハートはちゃんとアセムのことを考えてますね（苦笑）
AGEシステムは複製できないようで、AGE-1から切り離して使う他ないんですね。二機あったら、霍乱作戦が取れそうなんですが、そういうことはやらないだろうなあ。AGE-1がけっこう善戦していたせいか、AGE-2を出す必然性がよく分からなかったかな。あと、アセムがガンダムに乗らなきゃいけない理由もね。もしかして、アスノ家の私有財産なのかな？人的・物質的援助を軍から受けてはいるものの、費用や設計案は全てアスノ家から出ているから、アスノ家に所有権があるとか？ ――まあ、飛行形態から人型になるのがケレン味があるし、同じ開発系統に基づいているとは思えないほど、デザインが洗練されているんで（笑）カッコ良かったです。はい。
それにしても、偵察隊が全滅してしまったんですが、良いのかな。普通、AGE-2の性能をある程度引き出したら、引き上げるべきだと思うんだけど……目論見が外れたわりには、ゼハートがけっこう平然としているのが気になる。（そういえば、砂漠の虎も偵察隊を全滅させたのに、平然としてた……orz）

あとね、今週一番気になったのは、ミレースさんが命令違反をしたアセムを叱ったことですね。これは、軍規を犯してでも、アンバット攻略戦に加わったミレースが言っても、説得力がないですよね。怒るなら、「ブリッジクルーの命を危険に晒してでも、自分の軍功に拘ったこと」だと思うんですよね。真面目なミレースと、柔軟性のあるウルフを対比させることしか考えていないのかしらん？
最後、アセムとアリーサが「無我夢中だった」とこぼすんですけど、アリーサは初めての実戦に無我夢中だった。アセムはガンダムのパイロット（フリットの息子）として相応しい戦いをするのに無我夢中だったってことですよね。

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