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第20話「赤いモビルスーツ」
脚本=加藤 陽一/絵コンテ=綿田 慎也/演出=綿田 慎也/キャラ作監=石野 聡/メカ作監=大塚 健/制作進行=高橋 弘樹
【あらすじ】
ヴェイガンでは、ゼハートの能力を最大限に発揮させる、新型の機体が完成しつつあった。ゼハートは、ガンダムに対抗するため、機体の完成を急がせる。一方、ディーヴァは、ヴェイガンとの戦闘を回避するため、危険な航路である岩礁宙域ルートを進んでいた。しかし、それを見抜いていたゼハートは、岩礁宙域に待ち伏せて、攻撃を仕掛けてくる。ついに、ゼハートが乗り込む新型の赤いモビルスーツと、アセムのガンダムとが激突する。
(公式HPより引用)
【魔中年(32)】
ゼハートの名字がデシルと同じなので気になっていたんですが、兄弟だったんですね。デシルの見た目が三十代にしては若いので、ゼハートも本当は二十台後半ぐらいなのかも。さて、そんな魔中年ですが、中身が全然変わっていないのに外見だけ成長したので、可愛げがなくなり妙に歪みが強調された感じです。
【仮面の男と三倍速い赤いヤツ】
ゼハートはXラウンダーとしての力が強すぎて、ゼダスR では満足できないようですね。そして、今回とうとうあの赤いやつ『ゼイドラ』が出てきましたよ。三倍速い!とか驚かれていますけど、AGEは二倍とか三倍とかいう表現が多いので、あんまり驚きはなく……あ!ガンダムが飛行形態で三倍速いのは、ゼイドラとのスピードを競わせるためだったのか。
マスク付けてるから、本当に機体が能力に付いてきているかは分からないはずなんだけど、「この機体は私についてくる!」というゼハートの高揚感は上手く表現されてたと思います。アセム編に入ってから、やっぱり機体の魅せ方(見せ方)が上手くなった。
あと、仮面の意味づけが上手いと思う。顔を隠すためだけのアイテムではないというところも新鮮ですし、こうすることでゼハートの表情が分かりづらくなるんですよね。(出来るだけつけてた方がいいとか、それどんな罰ゲームよって感じですけどwww)
卒業式の時と大して展開は変わらないはずなんですけど、卒業式の時は、口は笑ってるけど目がすごく悲しそうで、今回は一人称を私に変えて、戦士になりきろうと感情を抑えているのが伺えます。私と俺の一人称の使い分けとかも含めて、高度な感情表現が要求されますから、台詞と作画にはがんばってもらわないとですね。仮面が外れた時が楽しみだな~。
【落ち込むアセム】
ゼハートにいいようにやられてしまって、落ち込んでしまいましたね。甘さだけではなく、パイロットとしての能力の低さまで指摘されてしまいました。なんていうか、アセムとゼハートってカラっとしてますよね。キラとアスランは「戦いたくないんだ!」とか「キラキラキラ……×100」と、ジメジメじめじめ……ネチネチねちねち……してましたけど、「お前が分からないなら、俺の拳で分からしてやる!」みたいなカラっとしている感じがします。これが女性ライターと男性ライターの違いなんかな?
命令に背いたアセムを叱りにミレースさんが来ましたが、ウルフさんが「追い詰めたらアカーン」とアセムを一人にしてくれました。やっぱり厳格主義のミレースと放任主義のウルフのコンビがやりたかったんだろうけど、前回のミレースの台詞はキャラがブレてると思う。(25年のうちに、価値観が変わったのかも?)
14話見た時に思ったんですけど、Xラウンダーは共鳴するほど強くなるってことは、元々のポテンシャル以上に人間性が重要なんじゃないかと。ユリンは、デシルでなくフリットに共鳴してましたから。つまり、ヴェイガンの民のために戦うゼハート(アセムやロマリーが絡むと迷いが生じますが)や、救世主になろうとするフリットに対して、享楽のために戦うデシルや、父親へのコンプレックスで戦うアセムが一段弱くなってしまうのは当たり前なんじゃないかと思うんですよね。Xラウンダーのあり方は、ガンダムが救世主になるのか、兵器に堕ちるのかというところにも繋がってきて、最終的には、AGEのメインテーマになるような気がします。
あとは所感
・アリーサはちゃんとパパ似だと思うw
・ロマリー(ヒロイン)空気www 主人公のケツを叩いたり、アリーサの方がよっぽどヒロインしてるwww
・AGEシステムは連邦も解析出来ておらず、復元不可能。MSの設計思想を進化させるシステム。ヴェイガンは破壊か奪取を試みている。←もう少し前に説明して欲しかったな。
・ウルフがちゃんとパイロット一人ひとりに的確に指示を出してた。放任主義で、無茶苦茶なことを言うわりには、部下を観察してるんだな~。
・ウルフ隊がちゃんとキャラ立ちしているのが嬉しい。フリット編よりキャラ立てが上手くなってる。
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