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第22話 「ビッグリング絶対防衛線」

脚本=日野 晃博/絵コンテ=寺岡 巌/演出=角田 一樹/キャラ作監=しんぼたくろう/メカ作監=松田 寛・阿部 宗孝/制作進行=奥田 卓司

【あらすじ】
連邦軍総司令部『ビッグリング』侵攻に向けて動き出したヴェイガン。ゼハートは地球制圧軍の司令官として、全軍を挙げた戦いを展開しようとしていた。対するビッグリングの司令官であるフリットも、その攻撃に備えて綿密な防衛作戦を立てる。ついに始まるヴェイガンのビッグリング攻略作戦。ヴェイガン側は攻撃部隊としてXラウンダー部隊マジシャンズ8を投入する。さらに、デシルとゼハートも参戦し、連邦軍を追い詰めていく。そんな中、フリットは司令官としての才覚を現してヴェイガンに立ち向かう。
(公式HPより引用)


 



フリットTUEEEEE!そして、アセムの遅い反抗期の始まった回でした。


【フリット△】
こういう風に大規模戦を真正面から描いたものって、あんまりないんじゃないかな……。大抵、小隊同士がぶつかり合ったり、サシで対決したりすることが多い気がする。
ただ、その戦術が戦国時代(?)に近い。少なくとも、近代戦じゃないと思う。司令官が直接小隊や大隊の指揮をしたり、司令官自ら前に出たり、なんか変。深読みすると、軍事技術を放棄したせいで、戦術も退化してしまったってことかな?MS『鍛冶』や、キャラデザの海賊・騎士なんかも含めて、中世っぽさを表現したいのか?まあ、そもそも、こんな大規模戦を行うのも、AGEの世界では初めてのことで、ここまで組織的な戦闘をしたことが無かったんでしょうね。ヴェイガン側は奇襲攻撃を仕掛けてアドバンテージを奪ってただけだし、連邦軍は和睦案を提示したりして乗り気じゃなかったし。強硬派のフリットが司令官になった+ヴェイガンの計画が第二段階に入ったことで、こういう戦い方が必要になってきたんでしょう。ゼハートはマジシャンズ8(すげーネーミング)と呼ばれるXラウンダー部隊を投入する等、戦力的に連邦軍を圧倒しようとしていたに過ぎないのに対し、フリットはアルグレアスと戦術のすり合わせを行い俯瞰的に指示を与える等、充分な策があった。
実は、けっこうAGEって、戦闘シーンに頭を使ってると思うんですよ。AGEシステムとかふざけたシステムや、忍者とか何か間違ってるコンセプトが出てくるわりに(だから変にバランスが悪くなっっちゃってるような)。
まあ、なんにせよ、アニメでは司令官が前線に出るのはアリだよね。だって、AGE-1がテーマ曲と共に登場した時、燃えたもんw

【フリットVSデシル】
因縁の対決ですが、さすがに大きくなったデシルは「会いたかったよ~、お兄ちゃん」とは言ってくれんかったw
妻子もちのくせに未だに初恋の相手を引きずってるフリットってどうなのよって感じですけど、好意的に解釈すると、エミリーは伴走者で、ユリンは守りたかった人なんじゃないかと思う。互いに孤児だった所にシンパシーを感じていたような気がするんですよね。彼女を守ることで、UEに故郷を滅ぼされる前までの自分に立ち戻れるような感じがあったんじゃないかな。
そして、殺し合いをゲームと同じ感覚で楽しむデシルは、あくまで因縁の相手との対決に拘るんですけど、フリットは戦争をしているから、他のMSと連携を組んででも強敵を倒そうとする。でも、実はフリットも復讐のために戦争をしているわけで、デシルと同じく「命をおもちゃにしている」んじゃないかな、と思ったり。

【ヴェイガンの悲願とXラウンダー】
ヴェイガンは愚かな地球種に変わり、地球を奪還し、新たなる世界を築くことを目的としていることが明らかになりました。これは、地球種37564ってことですよね?そうなると、ゼハートはヴェイガンを裏切るのか。そもそも、ゼハートは37564にすることまでは気がついていなさそうですもんね。しかし、まだ何か裏がありそうですが……(AGEの場合は、裏があると見せかけて、ストレートに解釈して大丈夫なことが多いんですよね・汗)
それから、Xラウンダーはイゼル・カントによれば、進化ではなく退化なんだそうです。これは、火星の厳しい環境に適応するために野生化するってことでいいのか。ロストテクノロジーと共に、AGEのテーマに関わってきそうな設定ですね。ヴェイガンの目的のために、今はXラウンダーが必要とされているそうですが、イゼル・カントの計画に裏があるとすると、ゼハートはただの道化になってしまうなあ。

【アセムVSゼハート】
前主人公のせいで影が薄くなってしまった主人公とそのライバルw 
つーかね、ウルフさんもだけど、戦場で棒立ちはいかんよw でも、ゼハートは棒立ちのアセムにも手加減してくれてたwww
ゼハートはわざわざアセムと戦う必要ないんじゃないかと思うんですけど、(司令官としては、もっと弱そうな所から確実に突破し、ビッグリングを落とすべきなんじゃないだろうか)ゼハートとしてはまずアセムを落とさないと、今後戦えないってことなんでしょうね。自分の目的の一番の(心理的な)障壁はアセムであると。しかし、アセムに気を取られ過ぎたせいで、フリットにしてやられるわけですが……。
そして、自ら戦士となったゼハートに対し、アスノ家の男として軍人になったアセム。(でも、一応アセムなりに誰かを守りたいって気持ちはあるっぽいですけど?)状況とは関係なく自分の意思で戦っているゼハートに、戦争だから友達同士で戦わなくてはいけないアセムは適わないのか……。

【アセムの反抗期】
アセムは、ゼハートとフリットに劣等感を刺激されつつも、自分なりにがんばろうと結論が出たんですが、今回は出来すぎる親父のせいで反抗心が芽生え始めてしまいました。フリットは、アセムがなんで出来ないのか、天才故に理解出来ていないっぽいですね。
つかね、今回初めてフリットがすごいことが分かった。フリット編では、彼が気持ち悪いぐらいカリスマ性と能力を持った少年だと分からんかったとですwww



ヴェイガンと連邦軍の戦術と戦況がイマイチ分からんせいで、なんでビッグリングで戦っているのか腑に落ちないんですが、なかなか面白い回でした。
フリットはデシルだけでなく、司令官になったことでイゼルカントとも対峙する存在になったんですね。フリットの存在が大きすぎて、デシルはやられキャラになるし、ゼハートとアセムの存在が薄くなってしまいましたが……




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今更ながら、種ガンで二次創作。
いつかは、サイトになるはず……

だったけど、なりませんでした。
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