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『サマータイム』のあとがきです。
読みたい方だけ、どうぞ。





【あとがき】

ストーリー展開に必ずしも必要ではない描写を長々と入れてしまいましたが、最後までお付き合いしていただいた方にはお礼を申し上げます。
もっとコンパクトに出来たのですが、もしかすると続編を書くかもしれないので、そのための種まきと、アスランとカガリの子育て描写を入れたかったために長くなってしまいました。

実は、アスカガの次世代ものには抵抗がありまして(読むのが、ではなく書くのが)。
というのも、オリキャラを出すのが難しいからです。アスカガの話でオリキャラが目立ちすぎても駄目ですし、かといって、都合よく出して途中でフェイドアウトするのもどうかと思いますし。
その辺りの匙加減がよく分からなかったので、今回は狂言回しとして出てもらいました。子供のキャラクターを描きながら、アスカガの子育てを描く方法が、これしか思い当たらなかったのです。



*********


【各話あとがき】
(※後からいくつか追記するかも)

01.
モルゲンレーテ博物館ってのは、企業博物館みたいなもんだと思ってもらえれば。自衛隊でも施設や資料を公開していたりするんでアリかなと。モルゲンレーテがどういう活動をしているのか、国民に開示するための施設です。工廠区とは厳重に切り離されていて、事前に許可を取り付ければ、外国人でも見ることが出来るようになっています。


02.
スカンジナビアでも夏は海で泳げるんですが、海の近くには住んでいないために、あまり海で泳いだことがないという設定です。


03.
「オーブでスコッチを頼む方は、あまりいらっしゃいませんから」とかバーテンに言わせてますが、これは嘘。実際には、高温多湿な地域でもスコッチを飲む人は、普通にいると思います。
オーブビールはタイビールとか、オリオンビールみたいな、暑い所でよく発売されているシャバシャバのビールです。
シーバス・リーガルを選んだのは、どこのバーにもあって、そこそこの値段で品質が保障されているイメージがあったので、子持ちの男の人がちょっと外飲みしたいと時はこの銘柄かな、と思ったのです。要するに、きちんとした根拠はありません。せっかくなんで、もっと地域色のある酒を選んでも良かったんですが、よく知らないもので……。スカンジナビア方面の地酒で有名なのは、アクアビット(ジャガイモの蒸留酒)ですよね。後は、地ビールとかでしょうか?
オリキャラが飲んでいるのは、牛乳とパイナップルのミックスジュースです。シェイカーで振った方が美味しいですが、半々ぐらい入れて普通に混ぜるだけでもいけるので、興味のある方はお試しあれ。

あと、代表首長のことを「首相と国王を足して二で割ったようなもの」と表現したことについて。
首長国が必ずしも君主制とは限らないらしいのですが、オーブはアニメの描写を見る限りでは、専制君主制なんだと思います。内閣議院制でありながらも、議会は形骸化しているそうですし、内閣は国民の代表からではなく、五大氏族で構成されていますから。時として国家元首たる代表首長の下に宰相という統治実権を握っているポジションが置かれることもありますが、代表首長は行政権と統帥権を持つ君主なのでしょう。つまり、基本的には内閣総理大臣=君主(代表首長)であり、元帥(軍総司令官)と将軍をも兼任している状態。
ただ、大人が子供に説明する時に、分かりやすいように自分の国と比較して話すと思うんですよね。拙作では、スカンジナビア王国の国王が統治実権を握っていないことを想定して(ちなみに、今のスカンジナビア地域は立憲君主制で、国王に実権がある国はない)書いています。もし、違ったら後ほど訂正します。


04.
オーブ国立博物館のモデルは、上野公園の中にある東京国立博物館です。上野公園みたいに動物園や科学博物館、美術館も敷地内に建っていて、フリーパスで回るというのも考えたんですが、話の都合上、総合博物館にしてみました。琵琶湖博物館みたいな展示内容だと思ってもらえれば。
神話は、私が勝手に捏造したパチモンです。前から、ハウメア以外のポリネシア神話の神様を出したいと思っていて、出来心で作ってしまいました。参考にしたのは、ネットでも資料が見つかるハワイ神話です。
ちなみに、ソロモン諸島はポリネシア人ではなくメラネシア人が人口の大部分を占めているそうです(ポリネシア人はモンゴロイドで、メラネシア人はオーストラロイド)。ただ、ネラネシア人もマナを尊ぶアニミズム信仰であり、その中でもソロモン諸島には、域外ポリネシアと呼ばれるポリネシア文化を持った島もあるんだとか。

◆マナ――――超自然力。命に宿る力。偉大な力。
◆ハウメア――地母神。ハウメアの肉体が大地になったのは、管理人が吐いた大嘘。勝手に殺してすみません。
◆カナロア――ハワイの四大神の一柱。冥界・海の神。ハウメアの夫(他にもハウメアの夫とされる男神はいる)。
◆ペレ――――火山(火・戦争・嫉妬)の神。ハウメアの娘とされることもある。オーブにある火山は、小説によるとハウメア山という名前で、アニメでは、この山を中心にいくつかの山が隆起しているのが確認できます。ハワイの山は標高が高く雪が降るため、雪の女神もいるんですが、オーブはどうなのか分からなかったので、ペレにだけ登場してもらいました。
◆マカリイ――ハワイを発見した伝説の航海士。昴(プレアデス星団)。ハワイの祖はハワイイロアという漁師なんですけど、名前からして大ハワイという意味になので、オーブの祖はハワイイロアの航海士にしてみました。ソロモン諸島国に属するサンタクルーズ諸島のタウマコには、古代ポリネシアの航海技術に最も近い技術が残っているそうなので、これはこれで良いんじゃないかとしれっと嘘を吐いてしまいました。ごめんなさい。
◆ホク・ウラ―赤い星。おうし座のアルデバランとされる(つまりハワイイロアは東に向かっていた)。アルデバランと昴は、南半球でも見れます。
◆パリウリ――理想郷。


06.
塩と潮は、日本語では同じ発音なので、最後の遣り取りが成り立つんですけど、おそらくC.E.世界の共通言語(英語?)では成り立たないと思われます。しかも、不味いことに、作中で言語の違いを描写してしまったんですよね。その辺りはちょっと、都合良く脳内補正してもらえると有難いです。


07.
外国では、子供の頃、お風呂に入れて貰うことはあっても、異性の親と一緒にお風呂に入ることはないそうです。なので、男性は母親の、女性は父親の裸を見たことがないんだとか。日本だけの風習らしいので、スカンジナビア出身のオリキャラは相当びっくりしたんじゃないかと……。


10.
慰霊碑のシーンは朝焼けのイメージがあって、それで島の東側にあるんだと思い込んでいるのですが、本当は夕焼けだとすると西側になりますよね。正直、夕焼けに見えるシーンと、朝焼けに見えるシーンがあって、よく分からなくて困ってます。もし、西側だった場合は、朝日はハウメア山の頂から見えるということで……。


 


 

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今更ながら、種ガンで二次創作。
いつかは、サイトになるはず……

だったけど、なりませんでした。
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