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第26話「地球 それはエデン」
脚本=日野 晃博/絵コンテ=長崎 健司/演出=長崎 健司/キャラ作監=大貫 健一/メカ作監=有澤 寛/制作進行=岡田 智敏
【あらすじ】
ヴェイガンは、ついに地球への本格的な侵攻作戦を開始する。移動要塞ダウネスを用い、地球に最も近いコロニー『ノートラム』に攻撃をしかけてきたのだ。対する連邦軍艦隊は、最新鋭兵器『フォトンリング・レイ』で、それを迎え撃つ。壮絶な戦闘が続く中、アセムとウルフの前に現れた、ゼハートとデシル。アセムは二人のXラウンダーの力に苦戦する。今、地球軌道を目前にして、大きな悲劇が起きようとしていた。
(公式HPより引用)
かなり重要なことが起こったものの、のっぺりした展開になってしまいましたな……。頑張れ、日野社長。
【オブライトとレミ】
メガネちゃんがキノコさんのプロポーズを受けました。しかも出撃前に。この二人は死なないと思ってたんですけど、これは死亡フラグなのかな?次世代のメカニックorパイロットの親だと思ってたんですけどね。
【ウルフの死】
アセム「俺は、スーパーパイロット、アセム・アスノだあ!」
――ということで、14話のオマージュをかねて、アセムを庇ったウルフさんがデシルに殺され、アセムがデシルを徹底的にこっぱにして倒しました。OPでウルフさんが死ぬことは分かってましたけど、こういう展開で来ることは。「とりあえず展開的に殺してみた」という風に見えるのが惜しいのですが、このアイディア自体は悪くないと思います。
アセムとデシルはゼハートとフリットに対抗心を抱いているという共通点がありました。アセムは劣等感に苛まれ迷走し、デシルは肥大化した自尊心によって現実を見据えることができなかった。しかし今回、アセムはAGEシステムと師ウルフの導きのおかげで成長し、デシル(もう一人の自分とも言える存在)を倒すことができた。スーパーパイロットの覚醒というのが、少年漫画的な展開で腑に落ちないところもあるんですが、アセムはウルフの死を以ってウルフの後継者となったようです。
ウルフ隊がそれなりにキャラ立ちしていたんで、ウルフという精神的・技術的支柱を失ったウルフ隊の嘆きは伝わってきたかな。
あとは、フリットとミレースさんが、ウルフが死んだことが分かった瞬間、25年前に顔が戻っていくのが良かったですね。すぐに立て直して、また大人の顔に戻るのが良いと思いました。これは、世代ものならではの演出。
デシルがフリットと戦えなかったのは仕方ないですね。デシルはゲームの続きをしようと一対一に拘ってますけど、フリットは戦争だから誰がどうデシルを倒そうが、結果的にデシルを含むヴェイガンが殲滅できれば良いわけですから。ゼハートの言うように後方待機していれば、あるいは再戦出来たかもしれませんが、ゼハートも口下手でデシルを説得出来ませんでしたもんね。
【ギガンテスの盾】
連邦軍の秘密兵器フォトンリング・レイの存在を、諜報活動によって得ていたヴェイガンは、対抗策として完成させていたギガンテスの盾で防ぎました。仕方が無いとはいえ、情報戦を台詞で済ませてしまったせいで、「えんがちょきったー」「バリアしとったもーん」みたいな小学生の遊びに見えてしまった。せめて演出で緊迫感を出すことぐらいできたと思うんですけど、最高に盛り上がらなくてガッカリ。ちなみにギガンテスとは巨人族(ギガスの複数形)のこと。
情報戦はヴェイガンの方が上手でしたが、フリットは何かに気がついたようですね。次回はフリットの出方に注目したいところ。
今回、戦闘シーンがちょっと変わってて面白かった。なんていうか、ビームと機体の距離感がリアルというか、スパロボみたいでした。今回の演出画コンテは長崎さん(アセム編のEDを担当している人)だったのかー。
14話のオマージュでもあるので、キャラ作監は大貫さんですね。
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