種ガンダム(主にアスカガ)のブログサイト
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アップするん忘れとった。
先月ぐらいに書いたやつ。
事前で、色々と予測や批判があったりするけど、個人的に、これだけはやって欲しいと期待していること。
①三世代の物語
これは、けっこう良いアイディアだと思うので、上手く活かして欲しいです。理由は二つ。
まず、構造性に富んだストーリーになる可能性があること。
50話もあると、大抵途中で話がダレてしまったり、色々やろうとしすぎて時間配分が上手くできなかったりすることがあります。それを、三世代という時間区分で話を作ることによって、回避できるのではないかと思うのです。
もちろん、逆に描写不足に陥る可能性もあるのですが、出来れば良い方向に作用して、構造性に富んだ、50話見ていて飽きないストーリーになってくれればと思っています。
次に、三世代の主人公の年齢差によって、世代毎の視点が生まれること。
「おっさんキャラがいない」とぼやかれることの多い近年ガンダムですが、今作は主人公こそがおっさんになる可能性を秘めていると思います(途中で死ななければ)。つまり、今や親となった旧ガンダム世代の視点が入ってくるということです。1st世代、アナザー世代、AGE世代と、三つの視点が出来れば、幅広い世代に楽しんで貰える可能性が高い。
但し、そのためにはキャラクターがしっかり決まっていなければなりません。キャラがブレないことは、本当に大事だと思います。面白くないを通り越して、イライラしてしまいますので。
②ガンダムであること
個人的には、ガンダムじゃなくても、面白ければ良いんです。メジャーになりすぎたコンテンツは、あっちにもこっちにも良い顔しようとして駄目になることが多いような気がします。
しかしながら、何でもアリにしてしまうと、「ガンダム」という名前を利用しているだけだという批判は免れなくなってしまいます。
そこで、「これがガンダム」という一つの解釈を示すべきだと思うのです。ガンダムというコンテンツはメジャーなだけに、人それぞれに思い入れがあって、どうやっても皆を満足させることはできません。極論すれば、1st以外の作品はガンダムと呼ぶ必要がない。だからこそ、真面目に自分なりの解釈を示すべきなんじゃないでしょうか。真面目に取り組めば、同意は得られないとしても、一定の理解は得られると思います。
③50話見たという充実感
端的に言うと、謎を謎のまま放っておくのは止めて欲しいということです。
エヴァ以降、ストーリーが終わらない話が多すぎると思うんですよね。わざとらしく謎を振りまいたわりには、それらはただの舞台装置であって、解明する気が全くなく、製作者にとっても結論のでないテーマをさらさらと描写しただけで終わってしまう。
全ての謎を解明する必要はありませんし、必ずしも話を収束させる必要はありません。拡散させる作風があったって良いですし、私もそういう作品で好きなものが幾つかあります。
しかし、そういうものが多すぎる。逆に、きちんと物語を終わらせた方が新鮮に感じられるぐらい飽和状態にある。あまつさえ、わざと謎を残しておいて、続きは劇場で、というのは視聴者の足元を見すぎなんじゃないんでしょうか。
見終わった時に、「ああ、ここまで見たから、このラストがあるんだな~」って思わなかったら、50話も話数は必要ないと思うんですよ。
一年間続けて見た者だけが味わえる充実感を提供する。そういう誠実さが欲しいのです。
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