■キーワード３　『花』
（時間・舞台不明）

「ラクスはピンクの薔薇だな」
　キラとラクスに、アスランとカガリ。四人でお茶を飲みながら、何気ない会話を楽しんでいた時、カガリがラクスを花に例え出した。
「うん。ラクスはピンクの薔薇だね。じゃあ、ミリィは？」
「ミリアリアさんは、ガーベラではないでしょうか？」
「ミリアリアはガーベラか……。色は？　オレンジとか？」
　キラとラクスとカガリが、周囲の女性を、思いつく限りの様々な花に例えていく。
「あとは、カガリだけだね。僕は、カガリはひまわりだと思う」
「そうですわね。カガリさんに、ひまわりはぴったりですわ」
　キラも花にはそう詳しくないけれど、さらに輪をかけて花に疎く、女性を苦手とするアスランはさっきからずっと黙ったままだった。
「ねえ、アスランはどう思うの？　やっぱりカガリはひまわりだよね？」
　同意を促したキラだったが、その期待は大きく裏切られることとなる。

「カガリは、花なら何でも似合うだろ？」





『口説きバトン』目次










【あとがき】
んで、この後みんな一瞬開いた口が塞がらない感じになって、ラクスはくすくす笑い、キラは呆れ、カガリは照れてわたわたし出すわけです。
カガリは服とか色とか、似合わないものがほとんどない。羨ましい…
徽章がカサブランカだったり、公式衣装にオレンジのハイビスカスが付いていたりしますけど、カガリたんは何でも似合うんですよ！（力説）
本当は、カガリマンセーサイトにしたいの……。

[7回]