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※アスカガ学パロ(高校生・幼馴染)
『つつゐづつ』 4-3
その日の帰り道は、カガリもアスランも無言だった。
また明日と言って、いつも通りカガリの家の玄関先で別れたのだが……
カガリの胸には、形容し難いしこりが残った。
それは、幼い頃に、うっかりキャンディーを飲み込んでしまったような息苦しさだった。
喉が塞がれたような。胸が苦しいような。
窒息するほどではなく、溶かそうとしても簡単には解けない。取り出したいけど、もう手の施しようがない所まで入りこんでしまった。
(アスランが変なことするからだ……)
また明日も、今までのようにアスランと一緒にいられるのか。あの時拒絶してしまってから、何となくアスランの様子がおかしい。
いやだと言ってはいけなかったのだろうか。でも、あの時のアスランは少し怖かった。
何か悪いことをしてしまったのか知りたいけれど、アスランは傷に触れさせてはくれない。
「……アスランのばか」
ぽつりとカガリの漏らした囁きが、街灯が灯り始めた秋の夕闇に響いた。
モドル≪ ≫ススム
【あとがき】
短くてすみません。段落的に、切るならここだったので。
無理矢理、エロ本とか見せられて気持ち悪くなったりする女の子って多いですよね。
大体、そういう子って、ほんの少しのエロも生理的に受け付けなくなって、彼氏になった男は、みんな苦労している……(笑)
下ネタすらも許してもらえないので、会話にも気をつけないと……。
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