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久しぶりのアスカガ巡りしてたんすケド……
結構、よるのこーでぃねーとあわーにショックを受けている人って多いんですね(汗)
前編は、アスランがカガリのストーカーとか、アスランの子作りの話とか、か~な~り美味しかったんですが、後編で、またもや石田的アスラン観が炸裂!!(苦笑)
役のイメージを背負わされているんだから、あまりうかつなことを言わない方がいいとは思いますが、石田さんは、アスランが報われない不憫な子だったことに、不満が大きいんでしょうね。
で、石田彰=アスラン・ザラっていう図式を崩せないファンは、結構落ち込んでいるんでしょうな……
しかし、私はこう思うんですわ。
「いや、そんな落ち込むことないぜ!!」って。
あれはねえ……、普通の男の人の本音でしょうな。
そんな「面倒くさい幸せ」追わずに、「身近な幸せ」だってええんちゃうかっていう。
正直、そういう意見もあると思う。
自分なりの理想を追求するって、一握りの人間にしかできないし、普通の人間は自分が叶えられそうな幸せを目指すことが幸福になる一番の道です。
しかし、実直な性格の割には、何故かアスラン・ザラは地に足が着いていなくて、あんなにがんばっているのに、何故かアスラン・ザラは報われない。
石田さんは、「自分が声をあてたキャラ」がそういう扱いを受けていることに、不満が大きいのでしょう。(役者なので、基本は脚本と演出に従わなければならないでしょうし)
それ故に、アスランを真剣に想ってくれる女性キャラ、さらに言うならば、アスランを確実に幸せにしてくれそうな女性キャラを支持しているのだと思います。
個人的には、石田さんは、アスランが周囲の女性キャラにどう思われているか、アスランがどういう思考の持ち主か、冷静且つ正確に分析していらっしゃるように感じました。
その証拠に、カガリが指輪を大事にしていたことは、ちゃんと認めてくれたし。
(それにしても、本当に石田さんはアスランはカガリが好きって言わないですね。カガリは石田さんの好みに合わないからか、アスランの他カプ好きさんのためか、視聴者の感性を狭めてしまうのを避けるためか、単なる天邪鬼か……。全部な気がしてきました。)
で、今回は、「石田さんのアスランへの要望」を、「アスランの気持ちの代弁」だと思ってしまったのために、アスカガさんは落ち込んでしまうのかもしれません。
しかし、アスカガが好きだからこそ熱くなってしまうのは分かりますが、もう少し冷静にトークの内容を聞いたら、石田さんがアスランのキャラを掴んでいる上で、自分の願望を漏らしてしまったことが分かるのではないでしょうか?
役者というのは、たとえ自分に与えられた役がどうしようもない悪人でも、自分だけはその役を嫌いになってはいけない、と聞いたことがあります。
真面目に役と向き合っているからこそ、自分と重ね合わせてしまって、石田彰個人としてのアスランの境遇への不満も言ってしまうのだと思います。
ただ、石田さん個人の意見が、アスカガさんの意見と重ならなかっただけ。(多分、アスラン単品で好きな人は、共感してしまうかもしれない……)
だから、実際は、石田さんも、アスラン・ザラがどういう人間か理解していると思います。
ま、だからと言って「こういう発言は許されない!」って話になりますが、この人、神経質で小うるさそうだから、言わずにはいられないんですよ。多分。(笑)←注:管理人の勝手なイメージです。
個人的には、みんなに好かれるような優等生な(悪く言うと「ゆとり」入っている)発言より、こういう発言の方が面白いです。(時々、すべってますけどね)
ラジオとか聞いていても、確実にリスナーを楽しませようとしているようですし、実際、この人がラジ種に出ている回は面白い。
頭の回転が他の人より速いし、かなり仕事ができる人なんでしょう。(仕事ができる人大好きvv)
私は、アスランはカガリのことを、ずっと好きでいると思います。
今は、「恋人」とは断定し難い関係ですし、カガリはアスランに「普通の幸せ」を与えてくれる相手ではないと思います。
ですが、この先、アスランにとってカガリ以上の女は出てこないでしょう。
だって、あんな変わった女の子と付き合ったら、平凡な幸せをくれるかもしれない普通の女なんて、かすんでしまうと思います。
それは、カガリにとっても同じことが言えると思います。
最近、「恋愛至上主義」の作品が多いので、「愛」こそが万能で、全ての困難を乗り越える力になると思い込んでいる人が多い気がします。(現実がそうでないないからこそ、フィクションにそういう方向性を求めているのかもしれませんが……)
ですが、そんなカプだったら、私は正直、ここまで嵌らなかったと思います。
私は、種ガンのスタッフには、言いたいことが山ほど……いえ、腐るほどあるのですが、「好いた惚れたで上手くいくような浅い描写をしなかったアスカガという存在」を提供してくれたことは、素直に感謝しているのです。
また、無印では「ナチュラルとコーディネーターの融和」、運命では「宿命に立ち向かうこと」がテーマとして提示されていましたが、アスランが、そのどちらもを達成するためには、カガリへの想いを貫き、達成する必要があるでしょう。(達成の形が「結婚」になるかどうかは分かりませんが……)
ちなみに、めちゃくちゃ好きな女の子と付き合っているのに、現実と戦うことに重荷を感じ、確実に幸せになれる手近な女の子に逃げた男に心当たりがあるので、ご紹介しましょう。
映画『ジョ○と虎と魚たち』の恒夫(妻○木聡)です。
映画のラストにおいて、恒夫は、足が不自由で、唯一の身内であるおばあさんが死んだために天涯孤独で、人とあまり接したことがないので、ぶっきらぼうでわがままな(要するに、一緒にいるのがめっちゃ面倒くさい)○ョゼから逃げます。
で、最後にわんわん泣くんですよ。裸が見れただけで泣きそうになるぐらい好きな女の子から逃げてしまった、自分の弱さを目の当たりにして。
しかし、ジョ○の方は、恒夫を恨まず、恒夫がくれた思い出や電動車イスを大事にして、一人で背筋を伸ばして生きていくのです。
ね? 恒夫って、すげー、リアルでしょ? 逃げ出せる足を持っている普通の健常者の気持ちでしょ? 責任とかはできるだけ負いたくない若い男の子の行動でしょ?
カガリはジョ○っぽいなあ……と、思います。
ですが、アスランは恒夫っぽくない。
なぜなら、恒夫は現代の若者らしく、乗り換えるだけの器用さを持ち合わせているけれど、アスランは不器用で一途だから。(粘着質とも言う)
このアスランの性格については、脚本の両澤さんや、福田監督が、色んな場所で話していることです。
特に、キャラクターを一から作った両澤さんは、ご自身のキャラクター観に関しては、確固としたものを持っていらっしゃるようなので、いきなり変わることはないと思います。(ほんま、このおばちゃんアスラン好きやな……)
アスランとカガリのことを、世界で一番、親身になって考えているアスカガさんだけは、アスランを信じてあげて欲しいなあ……と思います。(アニメキャラを信じるとか、なんかおかしいんですけど……)
奴は、ヘタレでハツカネズミでむっつりだけと、誠実で一途なところだけは認めてあげたいなあ。(偉そうで、スミマセン)
ぶっちゃけ、アスカガの行く末よりも、アスランもカガリも、運命50話通してあまり成長していないことの方が気になります。(というか、私の思う方向性と、スタッフの思う方向性がずれていた。)
「アスランはカガリが好きで、カガリはアスランが好き」というのは、宇宙の大原則ですよ。
A×C=AC、もしくはCAは公式!