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「ふう~。気持ち良かった!」
ひとしきり自然のシャワーを堪能した野生児のような少女は、そう言って森の中に入って行こうとした。
「おい! どこへ行く!」
確かに、少女の腕ならやられることはないと踏んで、拘束を解いたが、目を離すわけにはいかない。
「どこって森だよ。薪を拾いに行かないと。服が濡れたから、焚き火で乾かすんだ」
あ、そうか、とザフトの少年兵も思った。
確かに火は必須である。昼間は熱帯性の息苦しい暑さであっても、夜になるとどうなるか分からない。それに、飲み水を作るためにも、火は必要だ。いつ、救助が来るか分からない状況なのだ。動けるうちに動いて、最低限のライフラインを確保する必要がある。生水はできるだけ飲まないようにした方がいいし、森の中で水が見つけられなかった場合、海水を蒸留して飲まなくてはならない。
少年も、少女と一緒に森の中に入った。
火が点きやすいように、なるべく乾いた薪を集めようとしたが、先ほどのスコールの影響か、なかなか良い枝が見つからない。
人気が全く無い鬱蒼とした森。人がいないのが、少年を心細くさせるが、連合の勢力圏でない島に不時着したのは、不幸中の幸いと言うべきだろうか。
「ここは無人島なのか?」
「見ての通り、小さい島だ。人っ子一人住んじゃいないさ」
「つまり、俺とお前は、アダムとイブのように二人っきりということか?」
少女が手にしていた薪が、カランと落ちた。
「お、お前、恥ずかしすぎるヤツだな……」
【あとがき】
これは……無いな……うん。(苦笑)
ちょっと、伝説の24話で何か書きたくなっただけなんです(一応、当方アスカガですので…)。小説では、シンデレラとか言うてましたからね、この男は……
てかね、みなさん24話ネタで妄想しすぎ、話かきすぎwww
もう、どう書いたって話かぶるわ(苦笑)
このネタに関しては、読み専でいいなあ~。