何だこれは、面白いジャマイカ。
清盛もそうだけど、ずっと見てきて良かったですね。見てきたからこそ分かる面白さがありますね。


【新連邦軍総司令部ロストロウランへ】
ブリーフィングしながら、状況説明とキャラ立てですね。
衛星軌道を押さえられたせいで制宙権がない。ビッグリングを落とした敵要塞を落とすために、作戦行動中。新総司令本部の位置は敵には秘密。
ホームズは節回しなんだな。こうして、謎解きをしながら視聴者に解説もしてくれるという。
そして、ナトーラさんは能力不足で頼りにならず。何気にフリットが訓戒を授けたりして指導してくれていますが、ナトーラさんは萎縮しっぱなしで、フリットは今日も老害として正しくしゃしゃり出ています。フリットの場合、能力が高いので、なまじ害と言い切れないんですが……


【じいちゃんの秘密兵器（キオ）】
キオは、じいちゃんが作り出した『対ヴェイガン用の兵器』なんですね。母親のロマリーは一体何をしていたんだとも思いますが、物語的にはすごく面白いです。「ウッドビット君、君もじいちゃんと話せば、じいちゃんの凄さが分かるよ」（＋爽やかな笑顔付き）とか、こいつはヤバイ、本当にヤバイ。マジで洗脳されている。こんな怖い台詞は久しぶりに聞いた。色々と小難しいことをべらべらと喋らせて人間の狂気を表現するより、こういう邪気のない台詞に潜んでいる狂気の方がよっぽど恐ろしい。
ただ、こういうキャラクターにするなら、アセムを戦わせようとする父親にもっと強く反発するキャラにした方が、キャラの違いが際立っていたかも。それで、必要に迫られて戦い、劣等感や友人との対立に悩やんだ末に、戦う理由を見つけ、父とは違う理由で戦争に関わっていく……とかでも良かったかなあ、と。


【ウッドビット・ガンヘイル】
ガンヘイル家も三世代に渡って、アスノ家に絡んできましたね。確かディケには「フリットをライバル視している」という設定があったんですが、特にいる意味が分からないキャラになってしまったんですよね（苦笑）ウッドビットは、尊敬するマッドーナ二代目に認められているキオに嫉妬するんですけど、最終的には彼も戦闘を経験して、キオを認めるようになりました。これは、ウッドビットのキャラ立てとキオのヒーロー性を高めるためのエピソードなのかな？
AGE-3が連座制なので、こういうシーン（パーツ換装時）にも使えるわけですね。相変わらず、生物の進化を応用した割には、どういう進化形態を辿ったのかが謎ですがｗ

【ファントム３】
きましたねー。ガンダムお約束の三位一体技。
さそりのような外見の通り、砂漠戦はお手の物のようですね。ファントム３の服が三国志っぽいのは、やっぱり中世っぽさをだすため？
そういえば、こういうお馬鹿攻撃があんまりなかった。AGEシステムとかいうすごい飛び道具をもっているわりに、戦闘シーンにケレン味がなかったというか。いやーなんかいいよ。興奮した！！
木村さんの脚本も、こういう細かいことはどうでもイイんだよ的な回だと、上手く噛みあうみたいですね。
 

【シャナルア・マレン】
おじいちゃん子だったキオに、別の価値観を与えてくれるキャラのようですね。頭コツンとかされてもキオが全く照れないのは、異性を意識するほど自我が芽生えていないんだろうな。フリットやアセムは、割とすんなり恋愛してたんですけどね。
病気の妹とか出てきたので、これはフラグでしょ――――と思ったら、次回予告がｗｗｗｗｗ酷いネタバレだ！



ああ、面白い。面白いけど、何故民間人が戦艦に乗っているのかってことですね。これは、フリット編から引きずっている欠点なんですけど、設定としての整合性はともかく、物語として意味があるか効果があるかは、きちんと表現するべきだと思います。これは、ウェンディの存在感にも関わってくるので、ユノアおばさん達との絡みに期待したいところ。
そろそろ、AGEスタッフは、「正規ヒロインの空洞化現象」に関して対策を練るべきですよｗ



 

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